INTERVIEW - 先輩インタビュー05
INTERVIEW
欧州のお客様にご満足いただける
細やかな対応、高品質な仕事を
2009年新卒入社
PACRAFT Europe GmbH サービスエンジニア

入社のきっかけと経緯を教えてください。

現場で経験を重ねたのち、
ヨーロッパを舞台に活躍

「ものづくりが好きで海外にも興味のありそうな君にぴったりの会社だから、受けてみないか」と高校の先生の勧めで新卒採用に応募。入社後は約3ヶ月間の研修期間を経て機械の組立てグループに配属となり、1年後に調整グループへ。そこで2年間、機械の調整を学び、群馬にある関東CSセンターへ異動となりました。

関東CSセンターでは、部品交換やオーバーホールなど、おもに既存のお客様のアフターフォローを担当。海外出張も多く、インドやスリランカへの納品で約1ヶ月間、現地に滞在することもありました。

当時は英語がほとんど話せなかったので、海外出張時は身振り手振りで何とかやり取りしていましたが、ドイツへの出向が決まってから、本格的に英語の勉強をスタート。出発前の1ヶ月間は社内の英語講座で日常会話とビジネス英語を学びました。サービスエンジニアとしてPACRAFT Europe GmbHへ出向したのは2021年。CSセンター時代にプレッシャーを感じながら現場で修理や調整にあたった経験が今に生きています。

現在はどのような仕事をされていますか?

ドイツを拠点に、欧州圏のお客様へ
サービスを提供

2021年にPACRAFT Europe GmbHへ出向。ドイツ・デュッセルドルフのオフィスを拠点に、欧州圏のお客様への納品業務や改造工事、オーバーホールなどを担当しています。

オフィスではお客様からの問合わせに対応したり、資料作成したりとデスクワークが中心。機械の納品や部品交換、トラブルが発生した時は現地で問題解決にあたるというのが基本的な業務内容です。部品が破損した場合は、岩国の設計担当と原因を究明。より耐久性の高い部品を開発するなど、日本の部署と連携して対処することも少なくありません。

ヨーロッパではペットフード用の機械のニーズが非常に高く、私はこれまで12か国で納品業務や改造工事を行なってきました。ただし、ひと口にペットフード用と言っても、仕様や作動条件はお客様ごとに異なります。そのため、うまく要望を汲み取り、一つひとつをクリアしていくのは大変ですが、その分、やりがいや面白さを感じながら日々の仕事に取り組んでいます。

どんな時に「やりがい」を感じますか?

チーム一丸となって困難な仕事を
やり遂げた時の達成感は格別

機械の仕様が複雑だったり、包装する製品の仕様が特殊だったりすると現場での最終調整がうまく進まないことがあります。そんな時はスローカメラで撮影しながら機械の動きを確認。さまざまな可能性をイメージして微調整を繰り返していきます。すると、ある時突然、イメージ通りに機械が動き出すが瞬間があって。その一瞬がサービスエンジニアの仕事の醍醐味であり、やりがいの源にもなっています。

スタッフが力を合わせ、一丸となって問題を解決できた時の喜びも大きいです。例えば数年前、既存のお客様から「今ある機械を使って新商品も包装したい」という要望を受け、改造工事を担当したことがありました。その時も機械がなかなかうまく作動せず、設計担当と話し合いながら何度も修正。最終的にお客様にご満足いただける機械が完成し、「他の機械も同様に改造してほしい」と、新たなご依頼もいただくことができました。この時の機械で包装された新製品が、実際に店頭に並んでいるのところを目にした時のやり切った感、達成感は格別でした。

PACRAFTの魅力は?

一番の魅力は、社員みんなの仲がいいところ。社員のチャレンジ精神を大切にしてくれる会社である点も、PACRAFTの魅力だと思います。今、私が海外勤務しているのも、まさに私が希望したチャレンジの一つです。やりたいことがある時にはしっかり相談にのってもらえますし、チャレンジ後にフォローもしてもらえるので、大変有り難いです。

職場の雰囲気は?

スタッフ5名と小さなオフィスですが、分からないことを補い合える、よい雰囲気のチームです。 週末はメンバーでご飯に行ったり、サッカー観戦をしたり。シーズン(23/24)まではブンデスリーガ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフに田中碧選手が在籍していたので、よくみんなで応援に行ってました。

これまでのキャリア(社歴)

  • 2009年 研修後、生産課 機械組立グループに配属
  • 2010年 生産課 調整グループ
  • 2012年 関東CSセンター
  • 2021年 PACRAFT Europe GmbH

業務内容

PACRAFT Europe GmbH サービスエンジニア
ドイツ・デュッセルドルフを拠点に、ヨーロッパ圏のお客様への保守サービスや納品業務を担当。部品交換、改造、納品時の機械の最終調整作業などを行う。

1日のスケジュール例(出勤時) 8時半:出勤(メール、タスクの確認)、9時:Web会議(海外事業推進室など日本の各部署との打ち合わせ)、10時:資料作成(顧客へ提出する資料を作成)、12時:昼食、13時:機械復元(電気部品が不足していた時期に部品を取り外して調整に使用していた機械を復元)、17時:片付け・翌日の準備、17時半:退勤 1日のスケジュール例(出張時) 8時:顧客訪問、8時半:一日の作業の流れの説明、9時:納品や改造などの作業を開始、12時:昼食、13時:作業再開、15時半:作業の進捗報告、翌日作業について連絡、17時:片付け、17時半:辞去

デュッセルドルフの魅力は?

デュッセルドルフには1万人以上の日本人が住んでおり、日本人コミュニティもしっかりしていて困ることはほとんどありません。近くをライン川が流れ、大きな公園もあって落ち着ける環境です。衣食住が整った街で、衣に関しては大型モールのほか、日系の服を取り扱っているお店も。 食に関しては、日本人向けのスーパーや居酒屋、ラーメン屋などが充実。 日本料理だけでなくジャーマン、イタリアン、フレンチ、スパニッシュなどのレストランもおいしい店がたくさんあります。

休日の過ごし方は?

近くのライン川沿いをランニングしたり、アウトバーン(高速道路)を利用して隣国へ旅行したりしています。昨年、ホノルルマラソンに参加してからランニング熱に火がつき、世界各国で土曜日に開催されるジョギングイベント、パークランに参加して毎週ランニングしています。


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