INTERVIEW - 先輩インタビュー07
INTERVIEW
チーム力を最大化し、
海外プロジェクトを推進
2007年中途入社
海外事業推進室 主管

入社のきっかけと経緯を教えてください。

グローバルな仕事に魅力を感じ、
海外営業職として中途入社

コミュニティサークルに参加し、外国の方たちと交流するうちに「グローバルなビジネスに携わってみたい」という思いが強くなり、PACRAFTの海外営業の求人に応募しました。文系出身で機械についての知識がないことに少々不安はありましたが、社内の教育体制が充実していると聞き、仕事を通して成長できればと入社を決めました。

入社後は東京本社で海外営業の基礎を半年間学んだのち、岩国の生産管理課で海外案件の進捗管理や貿易実務などを2年半担当。国際営業課でアジア、欧州向けの海外営業を2年間経験したのち、再び岩国の生産管理課へ異動となり、国内プロジェクトの品質やスケジュール、コストなどの管理業務を8年間担当しました。

その後、海外事業を本格的に推進していく目的で2020年に創設された海外事業推進室へ異動。営業、技術、生産管理の専門家が連携し、海外案件に対応する新たな部署で生産管理業務を担うとともに、現在は主管としてマネジメント業務にも携わっています。

現在はどのような仕事をされていますか?

海外プロジェクトの
品質、予算、納期を管理

岩国工場の海外事業推進室で、海外プロジェクトの生産管理業務を担当しています。私たち生産管理担当の仕事は、海外の子会社や代理店経由で伝えられたお客様の問い合わせに対応するところからスタート。「こういう包装が可能か」「既存の機械を改造したい」といった問い合わせ内容に沿って製造が可能かどうかを判断し、可能な場合は受注した際に必要になる部品や機械を予測。見積もりを立てて先方へ返答します。

その後、受注できた場合は設計、調達、生産など、関連部署の担当者と打ち合わせし、適正な予算、納期で最適な機械を製造するために生産計画を立案。プロジェクト始動後は進捗状況を確認し、問題点を解決する一方で輸出準備を進めます。機械の完成後、海外での納品作業がうまくいくよう現地スタッフをサポートするのも、私たちの業務の一環です。

現在、PACRAFTの売上げ比率は国内が6割、海外が4割。輸出先は57カ国にのぼります。海外のお客様に高品質な包装機を納期厳守でお届けできるよう、今後も仕事の精度を高めていきたいと考えています。

どんな時に「やりがい」を感じますか?

チームで困難を乗り越え、
プロジェクトが完了した時

お客様へのヒアリングに始まり、設計、部品調達、機械の製造、納品作業まで、各工程に携わるメンバーは同じゴールをめざすチームとして力を合わせ、完成度の高い機械の開発・製造に取り組んでいます。困難な課題をクリアするために、製造現場にメンバーが集まり、納得いくまでアイデアを出し合うこともしばしば。一人ひとりがものづくりに真摯に取り組み、最適解を追求するクラフトマンシップと、チーム力の高さがPACRAFTの一番の強みと言えるかもしれません。

こうしたチームをまとめ、プロジェクトをゴールへ向け推進していくのも、私たち生産管理担当の役割。トラブルを乗り越え、さまざまな課題をクリアして包装機が完成し、メンバーの笑顔を見たり、お客様から感謝の言葉をいただくと毎回、やりがいのある仕事だと実感します。自分が携わった機械が無事に稼働し、その機械で製造された製品を小売店の店頭で手にとった時などは、とくに感慨深いものがありますね。

PACRAFTの魅力は?

お客様の要望に応えるために最後まで愚直にやり抜くところが、PACRAFTの一番の魅力。失敗を許容した上でバックアップしてくれる社風や、先輩方が築いてきたクラフトマン精神が、企業文化として受け継がれているところもPACRAFTならではの魅力だと感じています。

職場の雰囲気は?

海外事業推進室は、海外業務の拡大を目的に異なる職種の社員を集めて創設された組織。年齢や経歴はさまざまですが、職種を越えて建設的な意見交換ができ、趣味の話なども気軽にできる話しやすい職場です。海外支社や代理店のスタッフなど、国籍やバックグラウンドの異なるメンバーとはWeb会議などを有効に活用しながら、コミュニケーションを図っています。

これまでのキャリア(社歴)

  • 2007年 国際営業課 アジア地区担当、生産管理課 海外業務担当
  • 2010年 国際営業課 アジア地区、欧州地区担当
  • 2016年 生産管理課 国内業務担当
  • 2020年 海外事業推進室 生産管理業務担当

業務内容

海外事業推進室 生産管理業務担当
海外の顧客から受注した案件について、完成度の高い機械を適正な価格で製造し、納期を厳守して納品できるよう、原価管理、スケジュール管理、輸出業務対応、各部署間の調整作業などを行う。

1日のスケジュール例 8時15分:出勤(メール、タスクの確認)、8時半:チームミーティング(生産管理担当のメンバーとタスクを確認・共有)9時:実務対応、海外拠点との定例会議(原価管理/スケジュール管理/輸出業務対応/
            各部署間の調整作業/海外スタッフとWeb会議)、10時:他部署との定例会議(設計、調達、生産担当と進捗状況の確認・共有/
            課題を共有・対処)、11時半:部署内での打合せ(進捗状況の確認/課題を共有・対処)、12時15分:昼食、13時:メール確認・対応、13時半:現場巡回(組立て、調整状況を確認)、14時半:資料作成(生産計画、見積書、発注書などを作成)、15時半:海外拠点との定例会議(海外スタッフとWeb会議)、16時半:メール確認・対応、17時半:退勤

岩国の魅力は?

岩国は、気候が温暖で住みやすい街。気持ちの優しい方が多く、食べ物も新鮮でおいしいので、千葉県出身の私ですが家を買って永住することを決めました。ちなみに、観光地として有名な錦帯橋は、何度見てもその緻密で美しい姿に感動します。

休日の過ごし方は?

子どもがまだ小さいので、家族で一緒に過ごすことが多いですね。私自身は登山が趣味なので、子どもを連れて山歩きを楽しんだり、時には日本アルプスなどに登ったりして、リフレッシュしています。


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